昔、LINE掲示板で知り合ったカップルに貸し出しプレイをお願いされた話

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この話をすると、創作でしょ?って言われる。

残念ながらノンフィクションだ。

ぼくは以前、とあるカップルの貸し出しプレイに付き合ったことがある。

それは大学1年生の冬、帰省中のとき。

ぼくは暇すぎて当時流行っていたLINE掲示板に入り浸っていた。

そんなある日、男から連絡がきた。

男から連絡が来るなんて、ありえない。ホモか?速攻ブロックしてやる。

しかし男からきたLINEの内容が衝撃的で、ぼくは思わずブロックしようとした手を止めた。

 

「ぼくの彼女を抱いてくれませんか?」

 

えー!?!?!?どういうこと?業者?いたずら?新手の美人局?

あらゆる選択肢を考えてみては、ブロックしようか迷う。

いつもの冷静沈着なぼくなら速攻でブロックしているだろう。

ただ、この時のぼくはとーーーってもムラムラしていた。

性欲というものは、時として人の道を誤らせる。

結局、ブロックせずにやりとりを続けた。

改めて理由を聞いてみると「長く付き合ってマンネリ化してきたので刺激が欲しい」とのこと。

そういうことなら仕方ない。朕が至高の刺激を与えてやろうじゃないか!

自分の性欲解消のみならず、マンネリカップルのお手伝いもできる。

これこそ世のため、人のためじゃないか!なんて気持ちがいいんだろう!

 

ハイテンションで迎えた、当日。

ぼくは待ち合わせ場所の駅に早めに着いた。

性欲の化身とはいえ恐怖心もあったから、コインロッカーに財布や身分証は置いていった。

最悪、脅されてもこれなら大丈夫だろう、たぶん。。

その時のぼくは、ただひたすらセックスがしたかった。

───セックスのために死ねるなら、本望だ。

 

ついに待ち合わせ時間。時間ぴったりに彼氏が来た。

名前はけんたさん(仮名)。29歳の金髪DQNで、方言がひどかった。

「彼女はホテルに待たせてあるから!車に乗って!」

ぼくは恐る恐るDQN仕様のハイエースに乗った。

(もし罠だったらどうしよう、セックスのために死ぬなんてやだよー!)

さっきの威勢の良さとは正反対のぼくを尻目に、けんたさんはスマホを渡してきた。

「このスマホに彼女とヤッてるとこ撮影して!」と言ってきた。

どうやらけんたさんは貸し出しプレイの最中、他の場所にいるらしい。

貸し出しプレイは本当なんだ、と少し安心。

あと自分の致してるところを同性に見られなくて済むのも安堵した。恥ずかしいもの。

その後も、体位の指示や撮影のアングルを事細かに説明してきた。

AV男優の大変さに思いを馳せた。

 

20分くらい車を走らせ、いよいよホテルに着いた。

けんたさんは部屋の番号を教えると「あとはよろしくね。めっちゃ緊張するわー、うひょーーー!!!」と興奮気味に去っていった。

さぁ、ここからが運命の分かれ道だ。

ドアを開けたら、女の人がいるのか。

それとも、EXILEみたいな色黒のいかつい兄ちゃんが5人くらいいるのか。

前者であることを祈りながら、ぼくはノックをした。

ドアを開けてくれたのは、小柄の女の人だった。

彼女さんは穏やかそうな人で「どうぞ。」と、ぼくを優しく迎え入れてくれた。

 

初めましての挨拶を済ませ、軽く雑談をしてお互いの緊張をほぐす。

彼女さんの名前はゆりさん(仮名)。

年齢はけんたさんと同じ年の29歳。

身長は150cmくらいで、ショートカットが似合う細身の人だった。

「よく来たねー!怖くなかった?」

「せっかく来てくれたんだし、楽しまなきゃね!」

背の高いむっちり体型が好きなぼくにとって、ゆりさんの見た目はタイプじゃなかったけど性格はいい人だった。

 

「10個下の子と致すなんて、犯罪だよねー!大丈夫かな(笑)」

そんなことを言いつつも、2人の距離は段々近づきベッドイン。

一通りのことを済ませる。撮影もばっちり。

ゆりさんは「彼氏じゃない人とするの初めてー!」とテンション高め。

しかし、ぼくは全然エキサイティングじゃなかった。

なぜなら、ゆりさんはガバガバのユルユルでしかもブルーチーズの匂いがしたから。

だが、楽しんでいるゆりさんを見ていると何も言えない。

こういうときこそ、演技が大切だ。

嘘でも演じ続ければ、いつかは本当にエキサイティングになれるときが来る...と思ったが、体は正直だった。

結局、続行不可能となり最初の1時間以外あとは雑談し続けた。

ごめんね、ゆりさん。

 

そして、ホテルをチェックアウト。

迎えに来たけんたさんの車に乗り込んだ。

けんたさんにスマホを渡すと「ほんとにやっちまったんだよな!すげえー!!」とフィーバーしていた。

車内には、けんたさんとゆりさんカップルとそしてぼくという奇妙な組み合わせ。

事後というのも相まって、車内の雰囲気はカオスだった。

とりあえず、3人でひたすら笑っていた。

けんたさんは終始鼻息が荒かった。ゆりさんは恥ずかしそうだった。そしてぼくはどや顔。

最後は待ち合わせた駅まで送ってもらい、2人とバイバイ。

何回言われたか分からないくらい、ありがとう!と言われて嬉しかった。

 

駅のコインロッカーに預けた財布を取り出すと、なんか臭い。

原因は、ぼくの指についたゆりさんのブルーチーズ臭だった。

その後3日間は匂いがとれず、ゆりさんの残り香と共に過ごした。

だが、ミッションをクリアできたのが一番だ。

カップルの課題解決に貢献できた達成感でいっぱいだった。

きっと、2人はマンネリを打破してまた刺激ある日々を送っていくだろう。

 

そう思っていた矢先、ゆりさんからメールがきた。

「けんたと別れちゃったー」

えー!?!?!?