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【書評】久石譲の「感動をつくれますか?」がブロガー必見だった

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話題になっていた、久石譲さんの「感動をつくれますか?」を読みました。

ブロガーにも通ずる考え方がたくさん書いてあります。

感動をつくれますか? (角川oneテーマ21)

感動をつくれますか? (角川oneテーマ21)

 

淡々と作る

作曲家の基本命題は、「いい曲をつくる」ことだ。コンスタントにあるレベル以上の曲を沢山作り続けていくためには、その時々の自分の気持ちに依存しないことが必要だと僕は考えている。

僕の場合、作曲の作業に入っているときは生活も一定のペースを保ち、できるだけ規則的に坦々と過ごすように心がけている。

ブロガーでいうなら、どれだけネタがなくても「1日1記事書く」ことですよね。

モチベーションに頼るのではなく、歯磨きやお風呂と同じ習慣としてブログを書けたらいいなぁ。

 

感性について

大切なのは、いかに多くのものを観て、聴いて、読んでいるかということ。創造力の源である感性。その土台になっているのは自分の中の知識や経験の蓄積だ。

感性の肝は直感力。いかに経験知に富んでいても、それを自分の創作にうまく活かせなければ意味がない。(中略)直感を養うには、感じ取る力をアップさせることだ。

感性や直感って生まれ持ったものかと思いきやそうじゃない。

自分の見たもの、聞いたもの、経験から作られていくもの。

また、ただ経験すればいいという訳でもなく、経験から多くの気づきを得ようとするアンテナも必要。

ブロガーなら常に日常生活で何か記事にできないか探しますよね。

 

苦労について

人間、苦労は買ってでもしろ、というがあれは嘘。(中略)

みんな何かしら人知れず苦労しているものだ。だから自分から進んで苦労する必要はない。

普通の苦労は人間の幅を広げることにならない。幅を広げたかったら、知性を磨くこと、本当の修羅場をくぐり抜けることである。

人は生きていく過程で修羅場を経験し、それをくぐり抜けることでまた一つ大きくなっていく。つまり高い次元での修羅場を経験したら、それだけ早く成長できるということだ。

すごく共感しました。

「苦労は買ってでもしろ」は苦労を売る人のためにある台詞だと思うんですよね。

また人間って「自分がしてきた苦労は必要だった」って思いたい生き物。

あの時の苦労は無駄だったと分かったら崩れ落ちる人も多いはず。

自分の苦労を正しくするために、他人、後輩、部下に自分と同じ苦労を強います。

 

仕事観

ものをつくる人間に必要なのは、自分の作品に対してのこだわり、独善に陥らないバランス感覚、そしてタフな精神力、この三つだと思っている。

職業というのは、継続していく中で実績が積み重なって、点が線となっていく。この人がやることで、こういう仕事が成し遂げられる、という結果が、一つの世界観を作り上げていくものだ。

音を出すことで何を伝えたいのか。

音楽をやることで表現しなければならないのは、そこだ。

ところが技術的なところで自分の立派さを追い求め、そこに価値をおいているだけだと、どんなにうまくても、音楽にはならない。

時々、音楽は僕自身を決して幸せにしてくれないのではないか、と思うことがある。

それほどに僕を悩ませ、苦しめる。しかし、それでも僕は音楽がやめられない。

なにもないところから曲を作り出す瞬間が、何者にも代えがたく幸せであるから。

全てのクリエイターに当てはまりますよね。

ものづくりをする人って、何かを伝えたいからものづくりをする。

文章、絵画、音楽はあくまで伝えるための手段でしかない。

伝えたいものがはっきりしてないと、人の心は動かせない。

ただ、独善的でも人はついていかない。

自分の伝えたいことと世の中のニーズをうまくすり合わせることが必要。

 

ブロガーやクリエイターの方なら自分に置きかえて読めます。

すんなり頭に入りますよ!

 

ぜひ読んでみてください。

 

感動をつくれますか? (角川oneテーマ21)

感動をつくれますか? (角川oneテーマ21)